映画とおはなしとブレイクタイムvol.1＠cafe STAND＜8/25(日)＞
若手監督の作品上映を、もっと身近に、もっと気軽に、もっと楽しく！
若手監督をより身近に、作品をもっと気軽にかつ深く楽しんでほしい。
そんな思いから、一人の監督にスポットをあてた短編映画メインの上映と少し長めのトークを行う、映画とお話とブレイクタイムが開催されます。
記念すべき第1回目は、第10回ちば映画祭で特集上映をした清原惟（きよはらゆい）監督。
今回の上映では、映画祭で上映した『火星の日』『波』『網目をとおる すんでいる』に加え、東京藝術大学大学在学中に撮られた『音日記』が上映されます。
△『波』 5分 / 2017年
監督/脚本:清原惟 出演:青木悠里、福地脩平
女は男に尾けられている。男の姿は離れず、波の音はまだ聴こえない。
△『火星の日』 11分 / 2017年
監督/脚本：清原惟 出演:青木悠里
明日、青木さんが火星に行く。彼女のアパートには、友人たちが次々に現れ、別れの挨拶をする。
△『網目をとおる すんでいる』 15分 / 2018年
監督：清原惟 脚本と物語：青木悠里、清原惟、坂藤加菜、中島あかね、よだまりえ 出演:坂藤加菜、よだまりえ
河原で見つけたビニールハウスにすんでいる「誰か」のことを想像するふたりの女性。
そしてほのかな謎が浮かび上がる。
△『音日記』 30分 / 2016年
監督:清原惟 脚本:峰尾賢人、加藤法子、清原惟 出演:横田光亮、守谷周人、堀夏子
マルはレコーダーで日々の音を録音している。マルといつもつるんでいるリュウは最近、マルと一緒に遊んでいても、知らない誰かから電話がかかってきてどこかに行ってしまう。
ある日、マルが噂になっている公衆トイレに音を録りに行くと……。
上映終了後、ゲストによるトークがあります。ゲストは清原惟監督のほか、俳優として清原監督の作品にも出演されている菊沢将憲さん（俳優・映画監督）をむかえ、清原監督とその作品の魅力に迫ります。
初めての方にも、そうではない方にも、楽しい時間をお届けします。
～清原惟監督からのコメント～
「千葉駅のまわりは、なつかしい未来都市という感じがして、行くたびにわくわくします。今回上映する短編たちも、そんなふうに未来なのか過去なのかわからなくなる、ふしぎな時間感覚があると思います。ちば映画祭に引き続いて、人と街と作品が出会って、またとない1日になるのが楽しみでなりません。お近くの方も、べつの街の方もどうぞ、お待ちしております。
このちいさな上映会が、誰かの日々のかたわらに、そっと寄り添う場所になりますように。」
＜プロフィール＞
清原惟（きよはら ゆい）
1992年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域修了。
黒沢清監督、諏訪敦彦監督に師事する。東京藝術大学大学院の修了制作として撮影した初長編作品『わたしたちの家』が、ぴあフィルムフェスティバル2017でグランプリを受賞。同作は渋谷ユーロスペースを皮切りに全国各地で公開され、第68回ベルリン国際映画祭をはじめとする国内外の映画祭に招待される。
菊沢将憲（きくざわ まさのり）
俳優・映画監督。野田秀樹をはじめとする演出家・振付家の舞台に出演。2016年にはアヴィニョン演劇祭初演のアンジェリカ・リデル演出作に出演し、監督作「おーい、大石」がPFFアワードに入選。映画出演作としてバンクーバー国際映画祭で審査員特別賞を受賞した主演映画『815』の他『真っ赤な星』『大仏廻国』『グッドバイ』などがある。清原惟監督の作品には『暁の石』『ひとつのバガテル』『わたしたちの家』などに出演し、独特の存在感を放っている。
公式サイトhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
映画とおはなしとブレイクタイム vol.1～清原惟監督 短編集
●日時：2019年8月25日（日）17:30開場 18:00開演 20:00終了予定
●会場：cafe STAND（JR「西千葉駅」徒歩1分、中央区松波２－５－６いずみビル２F）
●料金：予約1,800円 / 当日2,300円（ワンドリンク付き）
●定員：30名 ※7月11日（木）より受付
●予約：cafe STAND（043-254-2878）に電話
または、E-mail：mail@cafestand.jp
件名を「映画とおはなし 清原惟監督短編集予約」とし、全員の名前と代表者の電話番号、予約人数を明記。
※当日の入場は並んだ順です。料金は当日現金での支払いとなります。
●主催：ちば映画祭実行委員会＆cafeSTAND
●後援：千葉市、公益財団法人千葉市文化振興財団
問い合せ先
問い合せ先：cafe STAND（TEL：043-254-2878）