イベント情報

民藝MINGEI-美は暮らしのなかにある

 約100年前に思想家・柳宗悦は日常生活のなかで用いられてきた手仕事の品々に美を見出し、「民衆的工藝-民藝」の考えを唱えました。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。
 また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。さらに、2022年夏までセレクトショップBEAMSのディレクターを務め、現在の民藝ブームに大きな影響を与えてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Artディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
 柳が説いた生活のなかの美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。

[上から]緑黒釉掛分皿 因幡牛ノ戸 1931年頃/流描皿 河井寛次郎 京都 1927-28年頃/藍鉄絵紅茶器 濱田庄司 栃木 1935年頃  いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa

開催日 2025年4月22日(火)~6月29日(日) 9:00~16:30 (有料展示場の入場は16:00まで) 休館日: 毎週月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)
開催場所 千葉県立美術館 第1・2・3・8展示室
住所 千葉市中央区中央港1-10-1
交通 【公共交通機関をご利用の方】
・JR京葉線・千葉都市モノレール『千葉みなと』駅下車(徒歩約10分)

【お車をご利用の方】
・(東京方面から)東関東自動車道『湾岸習志野』I.Cから約20分
・(成田方面から)京葉道路『穴川』I.Cから約20分
・(東金方面から)千葉東金道路『千葉東』I.Cから約20分
・(館山方面から)京葉道路『松ケ丘』I.Cから約20分
*駐車場は78台(うち2台は身体障害者用)無料で御利用いただけます。
料金 一般500円(400円)、高大生250円(200円) ※( )内は20名以上の団体料金、中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料 ※高大生はアンケートに答えると無料
主催者 千葉県立美術館
お問合せ 千葉県立美術館:043-242-8311
URL https://www.chiba-muse.or.jp/ART/exhibition/events/event-7669/

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