特集 都市アイデンティティ ~千葉市らしさの確立~ 加曽利貝塚

新型コロナウイルス感染拡大防止の
対策等について

プランの実施に際して、主催者は感染予防ならびに感染防止を最優先し、細心の注意を払います。
参加者の皆様には、検温で37.5度以上の発熱がある場合は参加をご遠慮頂きます。
感染防止のために催行中はマスクの着用をお願い致します。
また、手指の消毒や会場内での手洗い励行などにご協力をお願い致します。
プランの実施期間中でも、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした国や県、千葉市の対応方針に基づき、催行中止とする場合があります。

特別史跡 加曽利貝塚 加曽利貝塚を知るための3つのキーワード 貝塚のまち 日本最大級 加曽利E式

①「貝塚のまち」千葉市 2017年10月、加曽利貝塚は遺跡の「国宝」にあたる「特別史跡」に指定されました。62番目の特別史跡で、貝塚としては初めての指定です。縄文時代の貝塚は全国に約2400か所あり、約120か所が千葉市に集中しています。全国的にみても貝塚が最も多い市であり、特別史跡・国史跡の貝塚が5か所ある千葉市はまさに「貝塚のまち」です。

②日本最大級の貝塚 加曽利貝塚は、上空から見ると、径約140mの北貝塚(縄文時代中期・約5,000年前)と径約190mの南貝塚(縄文時代後期・約4,000年前)が8の字に連結したように見えます。これは、約2,000年間くり返しムラがつくられ続けた証拠です。規模も存続期間も日本最大級の貝塚です。これまでに遺跡の約8%が発掘調査され、多くの住居跡、土器や石器、人骨、貝や動物骨などが見つかっています。 現在、約15.1haの史跡指定範囲は、加曽利貝塚縄文遺跡公園として市民に親しまれています。

③加曽利E式とB式土器 縄文土器は、縄目の文様が特徴的だったことから縄文土器と名づけられました。この土器の文様や形は、地域や時期によってその特徴が異なります。1920年代、加曽利貝塚のE地点とB地点から見つかった特徴的な土器は、当時知られていた土器の中でも特異なものだったことから、「加曽利E式」・「加曽利B式」と名付けられ、その後、関東地方の縄文土器研究にとても大きな影響を与えました。

加曽利貝塚博物館 体験教室 参加費無料! 事前予約不要! 開催日 土曜・日曜・祝日(年末年始は除く) 時間 10:00~15:00(最終受付14:30) 内容 発掘調査体験(土曜日) 縄文工作教室(日曜日・祝日) 発掘調査体験 疑似発掘を体験することができます。発掘調査で使う道具の知識や、遺物の取り上げ方を学びます。 縄文工作教室 簡単な工作体験なので、未就学児の方でも楽しめます。全種類に挑戦してみてはいかがでしょう。

万華鏡(1月) エンドレス絵本(2月) パッチンカード(3月)

竪穴住居跡群

貝塚の断面

企画展 『あれもE これもE 加曽利E式土器(内房地域編)』 会期:~令和5年2月19日(日曜日)まで 時間:9:00~17:00(入館は16:30まで) 会場:加曽利貝塚博物館 企画展示スペース

これからの加曽利貝塚博物館 令和10年度のグランドオープンを目指し、縄文文化とSDGsを学ぶことができる新たな博物館の整備を進めています。展示の中核となる探究型展示「加曽利ラボ」、最新の研究成果を反映させた没入型展示「縄文体験空間」、対話型展示「未来ラウンジ」の3つのエリアで構成し、来館者が興味や関心に応じて、自由に見学できるようにします。 探究型展示「加曽利ラボ」 ~研究者になったつもりで、縄文時代を深く探究~ 展示 アクティブラボ・オープンラボ

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日:月曜日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は開館し、翌日以降の国民の祝日でない日は休館)、年末・年始(12月29日から1月3日) ※臨時休館や臨時開館もございますので、ホームページをご確認ください。 観覧料:博物館及びその他野外施設など、すべて無料。※休館日も公園として史跡内を利用することができます。 アクセス 【車】京葉道路 貝塚IC(下り出口)から約7分、京葉道路 松ヶ丘IC(上り出口)から約12分。駐車スペース:博物館駐車スペース10台・臨時駐車場70台〈無料〉 ※8:45~17:00までご利用可能です。 【バス】JR千葉駅東口 9番乗り場より、京成バス 千02「御成台車庫(市営霊園経由)」行き または つ02「都賀駅」行き 「桜木町」バス停下車、徒歩約15分 【モノレール】千葉モノレール(千城台方面行き)で桜木駅下車、徒歩15分 住所:千葉市若葉区桜木8-33-1

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縄文時代の「食」と「くらし」 かそりーぬの首飾りもイボキサゴです 加曽利貝塚PR大使「かそりーぬ」

至高の縄文鍋プロジェクト 千葉市埋蔵文化財調査センター西野所長を中心とする「至高の縄文鍋プロジェクト」では、縄文時代に存在した食材を「縄文食材」と名付け、それらを使った美味しい鍋料理を追究すること、日本の食文化のルーツや醸成過程を明らかにすることを主な目的として、以下の3つの活動を進めています。 ①和食文化のルーツと醸成過程の研究 ②縄文鍋の研究・開発 ③「縄文食材」「うま味文化」の魅力発見と活用

ドングリやマメ、イモなどのデンプン食品を使った鍋に、加曽利貝塚で一番多くみられる巻貝「イボキサゴ」の塩分とうまみが加わり、美味しく健康的な「縄文鍋」を完成させました。「縄文鍋」はまさに和食のルーツとも言えます。

縄文グルメ 味噌も醤油も無い時代。私たちの祖先は貝を調味料として使っていました。この古代の味を、現代の料理人たちがアレンジ!新しい縄文カルチャーとして、千葉の新しいアイデンティティを創出する地域活性企画です。

縄文グルメの主役 「じょうもん貝(イボキサゴ)」 じょうもん貝は、古代から現存する殻径2cm程度のイボキサゴという貝です。日本全国の内湾の浅瀬に生息しており、とりわけ千葉県木更津市の盤洲干潟に多く生息しています。現在では食べられる事は少なくなりましたが、加曽利貝塚をはじめ、千葉県内の貝塚にはこのイボキサゴの貝殻が大量に残っており、発掘された貝層の8割以上をイボキサゴが占めています。縄文時代に、このイボキサゴで既に日本食の基本でもある『出汁』を取るという概念があったと提唱する研究者もおり、「世界最古の調味料」ではないかと言われています。また、平安時代の文献から、イボキサゴの貝殻は、遊具として使われていたようで、今の「おはじき遊び」の原型ともいわれています。戦前までは、畑の肥料などとして一般にも使われていた身近な貝です。

縄文グルメ

縄文グルメとしての活用 縄文グルメ推進委員会では、2021年にじょうもん貝(イボキサゴ)の濃縮エキスを製作することに成功。じょうもん貝(イボキサゴ)を使ったちばの新しいご当地グルメ「縄文グルメ」のPRを通じて地域の活性化に取り組んでいます。

【さっとん】縄文じゃ 【麺屋ことぶき千葉店】縄文らーめん 【蛸TAKO】JOMONドボン(明石焼き風たこ焼き) 【キッチンたかのは】じょうもん出汁の茶碗蒸しウニいくらのせ

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P.8 プラン14「サイクリングで楽しむ!加曽利貝塚から縄文グルメをめぐる歴史散歩」では縄文グルメを味わうことが出来ます。

加曽利貝塚ともに生きるプロジェクト 互いを認め合いながらともに生きる幸せを 2000年にわたり人々が繰り返し住み続けた集落の遺跡は、豊かな自然の中で生を分かち合い、補い合って生きていた人々がいたことを伝えています。加曽利貝塚ともに生きるプロジェクトは、より多くの人とその価値を共有し、自分たちの地域に誇りを持ち、互いを認め合いながらともに生きる幸せを大切にしたい。その思いを形にするために動きだしました。千葉市内の福祉事業所を中心に地域の人を巻き込んで、たくさんのかかわりの中で素敵なお土産品を作ることにしました。かかわる人が、生きがい、やりがいを感じられるような幸せになれるプロジェクトを進めていきます。 2019年6月 団体発足 2020年10月 BAKE DONGURI発売開始

BAKE DONGURI(どんぐり粉で焼き上げたクッキーとボーロ) どんぐり粉は100%千葉市産。原材料は全て国産品または国内製造品を使用しています。現在、市内外30数店舗で販売中。最新の取扱店・オンラインストアはウェブをご覧ください。 どんぐりクッキー 価格:400円(税込)/12枚 どんぐりボーロ 価格:400円(税込)/50g

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千葉市 四街道市 市原市 イベント・観光情報

千葉市 チバノサトフェスタ 1/28(土)・29(日) 10:00~16:00 会場:イオンモール幕張新都心 グランドモール1階 グランドコート 「チバノサト」は、千葉市若葉区・緑区を拠点に自然豊かなロケーションでグリーンツーリズムが楽しめるエリアです。会場では、「チバノサト」で収穫したイチゴや野菜、加工品などの販売と、体験コーナー・ワークショップを企画しています。素敵な賞品が抽選で当たる、スタンプラリーも行います!この機会に是非お立ち寄りください♪

https://www.chibacity-ta.or.jp/area_satoyama 詳しくはこちら

その他のイベント情報はこちらから 千葉市観光協会公式サイト https://www.chibacity-ta.or.jp 詳しくはこちら

四街道市 イベント情報

最新の四街道市の観光情報はこちらをご覧ください 四街道市役所公式サイト https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/smph/miryoku/event/index.html 詳しくはこちら

市原市 市原観光Navigation

最新の市原市の観光情報はこちらをご覧ください 市原観光Navigation公式サイト https://ichihara-kankou.or.jp 詳しくはこちら

※情報は2023年1月10日時点の内容です。
※千葉あそびについてのお問い合わせは、受託者:イオンコンパス株式会社(TEL.043-299-9026)まで。
※体験型観光プラン集『千葉あそび 2023 早春号』(発行:公益社団法人千葉市観光協会/千葉市/市原市/四街道市 企画・編集・制作:イオンコンパス株式会社)より転載。

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